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今月の主題 浮腫と臨床 循環器疾患と浮腫
静脈性浮腫とリンパ性浮腫
著者: 三島好雄1
所属機関: 1東大第1外科
ページ範囲:P.1252 - P.1254
文献購入ページに移動はじめに
一般に静脈還流障害によって発生する浮腫を静脈性浮腫,リンパ系の循環障害による浮腫をリンパ性浮腫というわけであるが,後者のうちでとくに皮膚および皮下組織の肥厚を伴う肢の腫脹をリンパ浮腫と定義している.また静脈性浮腫には深部静脈血栓に伴う急性のものと,慢性静脈血行不全により発生する慢性のものを区別することができる.
一般に静脈還流障害によって発生する浮腫を静脈性浮腫,リンパ系の循環障害による浮腫をリンパ性浮腫というわけであるが,後者のうちでとくに皮膚および皮下組織の肥厚を伴う肢の腫脹をリンパ浮腫と定義している.また静脈性浮腫には深部静脈血栓に伴う急性のものと,慢性静脈血行不全により発生する慢性のものを区別することができる.
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