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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻9号

1977年09月発行

文献概要

今月の主題 浮腫と臨床 女性と浮腫

更年期の浮腫

著者: 古谷博1

所属機関: 1順大産婦人科

ページ範囲:P.1276 - P.1277

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更年期とは
 卵巣の機能は20歳代が最高で,ホルモンの産生,排卵現象を活発に営んで.女性に特有な周期性のある生活活動の源泉となっているが,30歳代に入るころからこの活動が徐々に低下し,ついには閉経を経て,さらに低下を続けて老年期に至るが,更年期は卵巣機能低下による内分泌機能がある限界以下になった閉経2〜3年前からはじまる.この卵巣機能失調に加齢現象、心因性原因,副腎機能失調が加わり,間脳下垂体系失調をもたらし,種々の心因性反応,自律神経系失調.内分泌系失調が混合し,日常生活に支障をもたらすものが更年期失調あるいは更年期障害といわれるものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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