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文献詳細

雑誌文献

medicina14巻9号

1977年09月発行

文献概要

図解病態のしくみ 高血圧シリーズ・5

高血圧性心臓・血管障害

著者: 青木久三1 加藤セツ子2

所属機関: 1名市大第2内科 2名市大内科

ページ範囲:P.1322 - P.1323

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 血圧上昇の原因が心臓・血管以外に存在しても,血圧の上昇には心臓と血管が機能して高血圧性の血液循環動態となり,高血圧が発症する.したがって,高血圧性の心臓・血管障害と機能異常は血圧上昇と同時には発生する.また一方,高血圧症の発症と維持の機序に心筋・血管平滑筋自体の収縮と弛緩の異常が関与する可能性のある本態性高血圧症では,高血圧発症前から心臓・血管に異常の存在の可能性を否定できない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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