文献詳細
文献概要
今月の主題 急性期脳卒中の臨床 救急時の取り扱いかた
急性期の診かた
著者: 田崎義昭1
所属機関: 1北里大内科
ページ範囲:P.8 - P.12
文献購入ページに移動はじめに
急性期脳卒中の診断は脳血管撮影やcomputed tomography(CT),脳RIスキャンの普及により容易なものになりつつある.ことにCTスキャンは,発症当初から頭蓋内血腫の診断に威力を発揮し,外科的治療の適応決定にきわめて有用である.しかし,脳卒中は突発性疾患であり,急性期にはベッドサイドでの所見をもとに原因を鑑別し,手術適応をも考慮して治療方針をたてなければならない,本稿ではこのような場合の診察のすすめかたを簡単に述べてみたいと思う.
急性期脳卒中の診断は脳血管撮影やcomputed tomography(CT),脳RIスキャンの普及により容易なものになりつつある.ことにCTスキャンは,発症当初から頭蓋内血腫の診断に威力を発揮し,外科的治療の適応決定にきわめて有用である.しかし,脳卒中は突発性疾患であり,急性期にはベッドサイドでの所見をもとに原因を鑑別し,手術適応をも考慮して治療方針をたてなければならない,本稿ではこのような場合の診察のすすめかたを簡単に述べてみたいと思う.
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