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Cyclopedia Medicina
Cellular synchronization-radiation therapy
著者: 設楽信行1
所属機関: 1東大脳神経外科
ページ範囲:P.159 - P.160
文献購入ページに移動 悪性腫瘍の放射線療法において,多くの放射線増感法が試みられている.化学療法剤の併用や,加温法,マイクロ波照射が,本来の殺細胞効果に加え,細胞の放射線感受性の獲得のために併用されている.
Bagshaw1)は化学療法剤の放射線増感機構をsensitization(bromouridine,thimidine analog),augmentation(O2),potentiation(5-FU,FUDR,Methotrexate)additivity(alkilating agents,actinomycin D)と4群に類別しているが,多くの薬剤が実際に臨床の場で試みられ,成果をあげているわけである.佐野・星野らが開発したBAR療法もその一つである.
Bagshaw1)は化学療法剤の放射線増感機構をsensitization(bromouridine,thimidine analog),augmentation(O2),potentiation(5-FU,FUDR,Methotrexate)additivity(alkilating agents,actinomycin D)と4群に類別しているが,多くの薬剤が実際に臨床の場で試みられ,成果をあげているわけである.佐野・星野らが開発したBAR療法もその一つである.
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