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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻10号

1978年10月発行

文献概要

今月の主題 人工透析か腎移植か 人工透析療法の現況

透析療法の適応と開始時期

著者: 中川成之輔1 寺岡次郎2

所属機関: 1東医歯大第2内科 2取手協同病院内科

ページ範囲:P.1402 - P.1403

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透析療法の適応(indication)
 透析療法という用語が,広義に濾過法や吸着法も含めて用いられているのを最近みかける.これは誤りで,そういうときは代行療法substitution therapyとでも総称すべきであるが,その適応は表1に示すごとく,腎疾患以外の領域にも拡大されてきている,また,慢性腎不全に対する長期透析も,精神障害のないこととか悪性腫瘍のないことなどの条件を加えた考えがあったが,現在では,原則的にはいかなる制約もないと考えてよい.ただ疾患による特殊性はあるので注意を要する(「年齢や原疾患による特殊性」の項参照).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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