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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻10号

1978年10月発行

文献概要

Laboratory Medicine 異常値の出るメカニズム・10

白血球数と好中球数

著者: 河合忠1

所属機関: 1自治医大臨床病理学

ページ範囲:P.1500 - P.1503

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白血球数算定と正常値
 流血中の白血球数は,現在多くの検査室では自動血球計数器を用いて測定されている.そのため,従来の目視法に比較して技術的変動が小さくなったが,それでも1.5〜2%程度の誤差がある.ただ,白血球数は以下に述べるようなさまざまな因子によって影響されるので,それらを十分考慮に入れて判定しなければならない.
 採血部位 静脈血は毛細血管血よりも15〜20%程度低目になる.毛細血管血のうちでも,耳朶血では十分もんで血液循環をよくしてから採血しないと,初めに湧出する血液は濃縮していて随分高い数値となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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