icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina15巻12号

1978年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集 IV.消化管疾患 3.患者に応じた投薬のコツ

下痢患者

著者: 川上澄1 斉藤吉春1

所属機関: 1弘前大第1内科

ページ範囲:P.1894 - P.1896

文献購入ページに移動
はじめに
 下痢患者は一般に頻回の排便を訴えるが,下痢とはこのような排便回数の増加とは別に,糞便の性状から水分の含有量が75%以上に増加して,糞便が形を失った状態と定義される.そして,その程度によって,軟便,泥状便,水様便などに分類される.
 ところで下痢は,腸疾患の際に最も多くあらわれるが,その他の消化器疾患,内分泌疾患,代謝疾患あるいは循環器疾患など,多くの原因疾患によってもあらわれる1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら