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臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集 IV.消化管疾患 5.内視鏡による治療法
内視鏡的止血
著者: 岩崎有良1
所属機関: 1日大第3内科
ページ範囲:P.1917 - P.1919
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吐血および下血を主訴とする消化管出血に対して,より早期に緊急内視鏡検査を施行することの重要性についてはいうまでもない.緊急内視鏡検査の定義については各施設により異なり,一定の見解を持たないが,時間的要素のみからいうと出血後24時間以内とする施設が多いようである.
第11回日本消化器内視鏡学会秋季大会においてのシンポジウム「内視鏡下における治療の試み」の中で,内視鏡的緊急止血法についての討論がなされて以来,吐下血中の患者に対して緊急内視鏡検査を行う場合には,出血源の確認はもとより,内視鏡的止血を多くの症例で試みるようになってきており,かなりの効果をあげている.
吐血および下血を主訴とする消化管出血に対して,より早期に緊急内視鏡検査を施行することの重要性についてはいうまでもない.緊急内視鏡検査の定義については各施設により異なり,一定の見解を持たないが,時間的要素のみからいうと出血後24時間以内とする施設が多いようである.
第11回日本消化器内視鏡学会秋季大会においてのシンポジウム「内視鏡下における治療の試み」の中で,内視鏡的緊急止血法についての討論がなされて以来,吐下血中の患者に対して緊急内視鏡検査を行う場合には,出血源の確認はもとより,内視鏡的止血を多くの症例で試みるようになってきており,かなりの効果をあげている.
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