文献詳細
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
IV.消化管疾患 5.内視鏡による治療法
文献概要
はじめに
大腸ポリープの内視鏡的ポリペクトミーの意義については,改めて論ずるまでもなかろう.本法は,大腸早期癌の診断のみならず治療にも大きく貢献している.しかし,その適応はあくまでも有茎性ないしは亜有茎性ポリープにとどまり,広基性ないしは大きな無茎性ポリープ,粘膜下腫瘤などには本法は禁忌である.また,内視鏡的に明らかに癌と診断されるものは,原則として適応でない.
大腸ポリープの内視鏡的ポリペクトミーの意義については,改めて論ずるまでもなかろう.本法は,大腸早期癌の診断のみならず治療にも大きく貢献している.しかし,その適応はあくまでも有茎性ないしは亜有茎性ポリープにとどまり,広基性ないしは大きな無茎性ポリープ,粘膜下腫瘤などには本法は禁忌である.また,内視鏡的に明らかに癌と診断されるものは,原則として適応でない.
掲載誌情報