文献詳細
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
V.肝・胆道・膵疾患 1.急性肝炎の治療
文献概要
はじめに
本邦においては,急性肝炎は肝炎ウイルスに起因するものが約70%を占めている.肝炎ウイルス以外にEpstein barr(EB)ウイルス,サイトメガロウイルス,アデノウイルスなども,いわゆる急性肝炎を惹起することがある.しかし,これらは極めて稀であり,むしろ薬剤性の肝障害に遭遇する場合が多い.しかし,本稿では最も頻度の多い肝炎ウイルスによる急性肝炎について述べる.
本邦においては,急性肝炎は肝炎ウイルスに起因するものが約70%を占めている.肝炎ウイルス以外にEpstein barr(EB)ウイルス,サイトメガロウイルス,アデノウイルスなども,いわゆる急性肝炎を惹起することがある.しかし,これらは極めて稀であり,むしろ薬剤性の肝障害に遭遇する場合が多い.しかし,本稿では最も頻度の多い肝炎ウイルスによる急性肝炎について述べる.
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