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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻12号

1978年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集 VII.代謝・栄養障害 4.高脂血症の治療

年齢と治療域レベル

著者: 和田光夫1

所属機関: 1柳井成人病研究所

ページ範囲:P.2060 - P.2062

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はじめに
 本態性高脂血症の診断や治療に欠かすことのできない検査は血清総コレステロールおよび血清トリグリセリドの測定と血清リポ蛋白の分析である.これらの測定や分析は治療に先立って反復実施すべきで,夏期(7〜9月)および冬期(12〜2月)の両季をふくめることが望ましい.このようにして患者各個の脂質レベルやリポ蛋白の異常(パターン)が正しく判定されなければならない.
 血清コレステロール値およびトリグリセリド値は年齢,性,居住地域などによって多少の差があるので,その患者に適した正常値と比べて判定する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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