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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻12号

1978年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集 VIII.神経・筋疾患 2.神経疾患と患者教育

てんかんの薬物療法

著者: 大高忠1 宮坂松衛1

所属機関: 1獨協医大精神神経科

ページ範囲:P.2095 - P.2097

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はじめに
 てんかんの発作は,その基礎に先天代謝異常や脳器質性病変をもつことが稀ながらあっても,大部分の場合,抗てんかん剤によって発作の抑制をはかる対症的薬物療法が治療の中心となる.
 てんかんの薬物療法の終極の目標は,臨床発作の完全抑制をはかることと同時に,脳波のてんかん性異常の持続的な正常化をはかり,治療を中止しても,患者の生涯にわたって発作が再発しないようにすることにある.このためには,つぎの点に留意して治療を開始することが必要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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