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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻12号

1978年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集 X.血液・造血器疾患 5.放射線および外科的治療

摘脾の適応

著者: 衣笠恵士1

所属機関: 1都立墨東病院

ページ範囲:P.2252 - P.2254

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はじめに
 脾は血球の崩壊処理の主たる臓器として,また自己免疫抗体の産生部位として,種々の血液疾患と深いかかわりを有する.
 球状赤血球症(家族性溶血性貧血)では摘脾は絶対的適応となるほか,自己免疫性溶血性貧血,血小板減少性紫斑病では症状の改善が期待でき,同様の意味から再生不良性貧血に対しても摘脾が試みられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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