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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻12号

1978年12月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集 XI.腎疾患 1.腎炎薬物治療の問題点

腎炎の細胞免疫と免疫賦活剤

著者: 三條貞三1 小野駿一郎1

所属機関: 1東京逓信病院循環器科

ページ範囲:P.2260 - P.2261

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はじめに
 人の糸球体腎炎の成因については未だ不明の点が多いが,現在までの実験腎炎における研究や腎生検組織の電子顕微鏡および螢光抗体法による観察などから,糸球体腎炎が免疫学的機序によって発症することが明らかになってきている.
 現在,糸球体障害の機序としては,血中の抗原抗体複合物が糸球体の基底膜やメサンギウムに沈着するか,あるいは抗基底膜抗体が糸球体の基底膜に沈着して腎炎が起こると考えられている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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