文献詳細
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい治療のポイント 第2集
XII.感染症 3.抗生物質の使いわけ
文献概要
はじめに
ペニシリン剤は化学療法係数が著明に高く,かつ近年における進歩は,この系の抗生物質のみでも,今日の起炎菌を制圧し得るところまでに至っているが,現時点では,それらのすべてが広く臨床的に用い得るわけではなく,その意味ではなお,ある欠点を内蔵していると考えてさしつかえない.
ペニシリン剤のもつ全般的な欠点として,臨床上考慮しておくべき点は,次のごとくである.
ペニシリン剤は化学療法係数が著明に高く,かつ近年における進歩は,この系の抗生物質のみでも,今日の起炎菌を制圧し得るところまでに至っているが,現時点では,それらのすべてが広く臨床的に用い得るわけではなく,その意味ではなお,ある欠点を内蔵していると考えてさしつかえない.
ペニシリン剤のもつ全般的な欠点として,臨床上考慮しておくべき点は,次のごとくである.
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