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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻13号

1978年12月発行

文献概要

今月の主題 リポ蛋白—最近の知識 リポ蛋白と動脈硬化をめぐって

疫学からみた危険因子—末梢動脈

著者: 三島好雄1 太田郁郎1

所属機関: 1東大第1外科

ページ範囲:P.2414 - P.2415

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はじめに
 閉塞性動脈硬化症(ASO)は従来欧米に比してわが国では比較的少ない疾患とされていたが,近年,生活や食習慣の変化に伴ってわが国でも著しく増加している1).すでに動脈硬化と血清脂質との関連については多くの報告がみられるが,主に冠動脈,脳動脈に関するrisk factorとして検討され,ASOに関するものはほとんどない.教室における検討では,ASOでトリグリセライド,βリポ蛋白,コレステロールが対照と比して有意に高値を示したが,以下,主題に従いASOとリポ蛋白との関連について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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