文献詳細
文献概要
今月の主題 急性期脳卒中の臨床 診断法
膵疾患の診察のしかた
著者: 石井兼央1 加賀谷寿孝1
所属機関: 1旭川医大第2内科
ページ範囲:P.179 - P.181
文献購入ページに移動はじめに
慢性膵疾患では,病変がある程度まで進展してはじめて臨床症状および理学的所見が出現することが多く,その早期診断はなお困難である.膵疾患の診断には既往歴,自覚症状,他覚所見などから膵疾患の疑いをおくことが第一であるが,各種の検査については,対象とする膵疾患に対する診断的価値や適応,あるいはその限界などを十分に把握し総合的に診断しなければならない.
ここでは,病歴および理学的所見のとり方を中心として,膵疾患に対する診断の進め方について述べる.
慢性膵疾患では,病変がある程度まで進展してはじめて臨床症状および理学的所見が出現することが多く,その早期診断はなお困難である.膵疾患の診断には既往歴,自覚症状,他覚所見などから膵疾患の疑いをおくことが第一であるが,各種の検査については,対象とする膵疾患に対する診断的価値や適応,あるいはその限界などを十分に把握し総合的に診断しなければならない.
ここでは,病歴および理学的所見のとり方を中心として,膵疾患に対する診断の進め方について述べる.
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