文献詳細
文献概要
今月の主題 急性期脳卒中の臨床 診断法
膵外分泌機能検査法
著者: 竹内正1 柴田泉1
所属機関: 1東女医大消化器内科
ページ範囲:P.182 - P.183
文献購入ページに移動はじめに
膵外分泌機能とは,消化管内での食物の消化に必要な消化酵素と,それが作用するために消化管内のpHを調節する重炭酸塩とを分泌する膵臓の能力であるということができる.
膵の外分泌機能を直接みるためには,膵から分泌された膵液を十二指腸内容として回収し,その量と成分を測定する必要がある.そのためには十二指腸内にチューブを挿入しなければならず,多少煩雑な検査である.膵刺激物質として消化管ホルモンであるパンクレオザイミン・コレシストキニン(CCK-PZ)とセクレチンが用いられる(P-Sテスト).
膵外分泌機能とは,消化管内での食物の消化に必要な消化酵素と,それが作用するために消化管内のpHを調節する重炭酸塩とを分泌する膵臓の能力であるということができる.
膵の外分泌機能を直接みるためには,膵から分泌された膵液を十二指腸内容として回収し,その量と成分を測定する必要がある.そのためには十二指腸内にチューブを挿入しなければならず,多少煩雑な検査である.膵刺激物質として消化管ホルモンであるパンクレオザイミン・コレシストキニン(CCK-PZ)とセクレチンが用いられる(P-Sテスト).
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