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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻2号

1978年02月発行

文献概要

図譜・大腸内視鏡診断学

II.大腸炎症性疾患(1)—薬剤性腸炎,一過性虚血性大腸

著者: 佐々木宏晃1 長廻紘1

所属機関: 1東女医大消化器病センター

ページ範囲:P.265 - P.269

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 今回から炎症性疾患の内視鏡像を中心に紹介する.初回は,抗生物質により惹起されたと考えられる大腸炎(ここでは薬剤性腸炎と呼ぶ)と,これと類似した臨床所見,内視鏡像を有する一過性虚血性大腸炎について紹介したい,両者とも急.性の経過をとる出血性限局性腸炎であり,検査時期を失すると,診断が困難にもなりかねない.
 以下,筆者らの経験した例の臨床所見を簡単に紹介し,内視鏡隊を中心に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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