icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina15巻3号

1978年03月発行

今月の主題 胸痛の診かた・とらえかた

胸痛患者診かた—問診から身体所見まで

呼吸器疾患

著者: 佐竹辰夫1

所属機関: 1名大第2内科

ページ範囲:P.324 - P.325

文献概要

発生機序と基礎疾患
 今まで疼痛は神経自由終末に生じた神経インパルスが上行性の経路を経て中枢に達し,覚認されるといわれてきた,しかし最近では情動や不安,それに対応する動作を起こすなどの一連の神経機構としてgate control systemとよばれる系が考えられており,また発痛物質としてセロトニン.アミン・ポリペプチドなどが注目されてきた.
 胸痛は表在痛(胸壁由来)と深部痛(内臓由来)に大別されているが,主な罹患部位・疾患名,および青柳らのクリニックにおける発症率を示すと表のようである.また,内臓疾患由来の関連痛を示すと図のようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら