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文献概要
Laboratory Medicine 異常値の出るメカニズム・3
尿pH(水素イオン濃度)
著者: 河合忠1
所属機関: 1自治医大臨床病理学
ページ範囲:P.418 - P.421
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尿pHを測定するには大きく2つの原理が用いられる.すなわち,1っは指示薬を用いてその色調の変化から判定する場合と,他の1つはH+(水素イオン)濃度をpHメータにより電気的に測定する方法である.臨床的には前者が広く使われている.リトマス紙は酸性尿で赤色を呈し,アルカリ性尿で青色を呈するが,現在ではほとんど用いられない.試験紙法ではプロムチモールブルーとメチルレッドを混合して試験紙に滲み込ませてあるので,幅広い範囲にわたってpH(5〜9)を測定することができる.試験紙を被検尿につけて一定時間(30〜60秒程度)の後に判定表の色調と比較する.
尿pHを測定するには大きく2つの原理が用いられる.すなわち,1っは指示薬を用いてその色調の変化から判定する場合と,他の1つはH+(水素イオン)濃度をpHメータにより電気的に測定する方法である.臨床的には前者が広く使われている.リトマス紙は酸性尿で赤色を呈し,アルカリ性尿で青色を呈するが,現在ではほとんど用いられない.試験紙法ではプロムチモールブルーとメチルレッドを混合して試験紙に滲み込ませてあるので,幅広い範囲にわたってpH(5〜9)を測定することができる.試験紙を被検尿につけて一定時間(30〜60秒程度)の後に判定表の色調と比較する.
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