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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻5号

1978年05月発行

文献概要

今月の主題 消化・吸収の基礎と臨床 診断

消化・吸収障害の検査のすすめ方

著者: 笹川力1

所属機関: 1新潟市民病院内科

ページ範囲:P.643 - P.648

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はじめに
 脂肪,蛋白質,糖質,ビタミン,電解質,鉄などの各種栄養素の消化・吸収障害により特徴的な欠乏症状を示す疾患群を総称して吸収不良症候群という.
 本症候群は表1のように,病因別に本態性,続発性,消化障害性の3つに大別されるが,わが国では二糖類分解酵素ラクターゼ欠乏症を除いては本態性は少なく,大部分は胃腸手術後や膵・肝・胆道疾患にみられる続発性または消化障害性吸収不良症候群である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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