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文献概要
プライマリー・ケアの実際
直腸診,肛門鏡,直腸鏡による診察の実際
著者: 真栄城優夫1
所属機関: 1沖縄県立中部病院外科
ページ範囲:P.720 - P.723
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直腸診と肛門直腸鏡による診察は,急性腹症,外傷,泌尿器疾患,さらには悪性腫瘍などの診断にあたって,欠かすことのできないものである.これらは,35歳以上の全症例の一般的診察に際しても行うべきであり,若年者でも,腹痛,下痢,出血,便秘などの腹部症状の訴えのある場合や,腹部外傷,骨盤骨折などにも必ず施行しなければならない.これらの実際的な診察のやり方に加えて,プライマリー・ケアとして日常よくみられる直腸肛門疾患について述べてみたい.
直腸診と肛門直腸鏡による診察は,急性腹症,外傷,泌尿器疾患,さらには悪性腫瘍などの診断にあたって,欠かすことのできないものである.これらは,35歳以上の全症例の一般的診察に際しても行うべきであり,若年者でも,腹痛,下痢,出血,便秘などの腹部症状の訴えのある場合や,腹部外傷,骨盤骨折などにも必ず施行しなければならない.これらの実際的な診察のやり方に加えて,プライマリー・ケアとして日常よくみられる直腸肛門疾患について述べてみたい.
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