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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻6号

1978年06月発行

私の本棚

—高瀬吉雄 著—アレルギ—入門一臨床医のための66章 —小林登著—免疫系と免疫病一臨床細胞免疫学 —山村 雄一,小林 登監修—免疫

著者: 柴田一郎

ページ範囲:P.894 - P.894

文献概要

新しい免疫学を学びとるために
 この20年たらずの間の免疫学の発達はすさまじい.爆発的な発展をみたのはBurnetの抗体産生理論(1959)以後のことであろうか.いつのまにかすべての臨床分野に新しい免疫学が導入されて,内科の各領域が書き改められてしまった.古い血清学の講義を聞いてきた者にとっては,まったくの革命といえるような状態になってきて,内科の教科書ですらその知識なくしては理解しにくい点が多くなってきた.
 こんな時に,私も免疫学の簡単な知識を得たいと思い何冊かアタックして,中断も何度かくり返したが,3冊の本を読むことにより一応その基礎知識を得ることができたように思うので同じ悩みを持つ同学の士も多いと考えて経験を述べてみよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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