文献詳細
文献概要
プライマリー・ケアの実際
救急外来における眼科疾患
著者: 比嘉弘文1
所属機関: 1沖縄県立中部病院眼科
ページ範囲:P.1068 - P.1071
文献購入ページに移動はじめに
当院は,研修病院で終日救急外来を行っている.研修医が,眼科の特殊器械を使用しないで,眼科の救急疾患を鑑別するのに役立つ診療方法と眼科医へ送るまでの救急外来で行える処置について述べてみたい.参考までに当院における1年間の救急外来の眼科疾患の患者数を表1に示す.眼科疾患の患者数は全体の約0.9%にすぎない.そのうち,眼科外来に送られてきたのは63人で,眼科救急患者の24%である,約3/4が救急外来で処置されている(表2).
当院は,研修病院で終日救急外来を行っている.研修医が,眼科の特殊器械を使用しないで,眼科の救急疾患を鑑別するのに役立つ診療方法と眼科医へ送るまでの救急外来で行える処置について述べてみたい.参考までに当院における1年間の救急外来の眼科疾患の患者数を表1に示す.眼科疾患の患者数は全体の約0.9%にすぎない.そのうち,眼科外来に送られてきたのは63人で,眼科救急患者の24%である,約3/4が救急外来で処置されている(表2).
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