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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻7号

1978年07月発行

文献概要

内科臨床に役立つ眼科の知識

血圧亢進に伴う眼底病変(4)—加齢と細動脈

著者: 松井瑞夫1

所属機関: 1日大眼科

ページ範囲:P.1078 - P.1079

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 前々回,血圧亢進の際にみられる眼底病変を,高血圧性変化と細動脈という2つの観点から評価する考え方を紹介した.そのとき,このような所見を修飾する因子がいろいろとあり,細動脈に加齢によって出現する退行性硬化involutionary sclerosisがとくに重要であることを述べた.今回は,この加齢によって出現する退行性硬化が,血圧亢進によって出現する眼底病変をどのように修飾するかについて説明しよう.ことにこのような退行硬化という概念を導入したLeishmanの見解を中心に紹介をすすめることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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