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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻8号

1978年08月発行

文献概要

図解病態のしくみ 先天性心疾患・5

ファロー四徴症

著者: 原田研介1

所属機関: 1日大小児科

ページ範囲:P.1212 - P.1213

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 ファロー四徴症(Tetralogy of Fallot:TOF)はチアノーゼを伴う先天性心疾患中,最も多いもので,全先天性心疾患の約10%を占めている.性差は60:40で男性に多い.
 その定義は心室中隔欠損,右室流出路狭窄が存在し,右室圧と大動脈圧が等しくなり,そのためにチアノーゼを生ずる先天性心疾患とされている.最近では右室流出路狭窄が軽くて臨床的にチアノーゼを認めないものでもTOF(pink TOF)として扱っている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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