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文献概要
今月の主題 肝疾患のトピックス 検査法の進歩
CTスキャン
著者: 右田徹1
所属機関: 1東京警察病院内科消化器科
ページ範囲:P.1279 - P.1282
文献購入ページに移動CTスキャンとはコンピューター断層撮影(computerized tomography)の略称で,人体の横断面の臓器組織の単位面積当たりの放射線吸収量の違いを濃淡の違いとして,横断面の画像を形成するものである.実用の段階に入ってからまだ日も浅く,とくに躯幹部については機器の性能も飛躍的に改善されつつあるが,既に臨床面での実績も積み重ねられているので,現段階での効用と将来の可能性について,肝のCTスキャンを中心に解説したい.
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