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文献詳細

雑誌文献

medicina15巻9号

1978年09月発行

特別寄稿

PTC針使用による経皮的胆汁ドレナージ—安全,確実な方法としての応用

著者: 土屋幸浩1 江原正明1 木村邦夫1 大藤正雄1

所属機関: 1千葉大第1内科

ページ範囲:P.1348 - P.1353

文献概要

はじめに
 閉塞性黄疸患者は,適切な処置の時期を失すると回復不可能な状態になるため,早期の診断と治療が必要とされる,その対策として,比較的侵襲の少ない経皮的胆汁ドレナージが広く行われつつあるが1〜6),手技の安全性と確実性の点でなお検討の余地が残されている.
 筆者らの考案した細い穿刺針によるPTCは安全な方法として広く応用されているが7〜9),さらにこの手技を応用した経皮的胆汁ドレナージを考案し,多数の臨床例に施行した.その結果,本法の安全性と確実性が確かめられたので手技を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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