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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻1号

1979年01月発行

文献概要

今月の主題 心筋症—その展望 原因のはっきりした心筋症

抗癌剤と心筋症

著者: 中山龍12 山川隆司1

所属機関: 1国立循環器病センター内科 2国立循環器病センター総合外来

ページ範囲:P.51 - P.53

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はじめに
 現在,臨床的に広く使用されてつる抗癌剤の中で強い心毒性を有するのはAdriamycin(ADR),DaunomycinとCyclophosphamideである.
 腫瘍学の進歩の結果,細胞同転を考慮に入れた薬物動態学的な立場から多剤併用療法が生まれ,利用されるに至ったが,抗癌剤の相乗作川が心毒性にもみられ,単独使用での総使用量の安全域がそのまま通用しなくなった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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