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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻1号

1979年01月発行

文献概要

今月の主題 心筋症—その展望 病理学的診断

剖検からみた心筋症

著者: 岡田了三1

所属機関: 1順大循環器内科

ページ範囲:P.72 - P.78

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はじめに
 特発性心筋症(idiopathic cardiomyopathy)という総括名に対する剖検診断としては,筆者は形態学的に明らかな特徴を示すものを類縁疾患(allied diseases)として分離し,なお残る非特異的な心筋の異常を特発性心筋疾患(idiQpathic myocardiopathy)と呼ぶことを提唱している.その理由は,この範疇に入る心臓病の組織所見は変性・肥大・線維症が単独または複合してみられ,一疾患単位と考えるにはあまりに多彩でありすぎるからである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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