文献詳細
文献概要
今月の主題 酸塩基平衡の実際 診断
臨床症状
著者: 湯浅繁一1 飯田喜俊1
所属機関: 1大阪府立病院腎疾患センター
ページ範囲:P.1474 - P.1475
文献購入ページに移動はじめに
酸塩基平衡異常を正確に把握するには,血液ガスの測定だけでなく,ベッドサイドにおける病歴,臨床症状,身体所見などのチェックが重要である.酸塩基平衡障害時の臨床症状にはいろいろのものがみられるが,これらは酸塩基平衡異常をきたした原因あるいは基礎疾患による症状と,酸塩基平衡異常そのものによる症状とに分けて考えられる.
本稿では,実地臨床に則し,どのような病態もしくは症状があれば,どのような種類の酸塩基平衡異常が考えられるかについて解説していく.
酸塩基平衡異常を正確に把握するには,血液ガスの測定だけでなく,ベッドサイドにおける病歴,臨床症状,身体所見などのチェックが重要である.酸塩基平衡障害時の臨床症状にはいろいろのものがみられるが,これらは酸塩基平衡異常をきたした原因あるいは基礎疾患による症状と,酸塩基平衡異常そのものによる症状とに分けて考えられる.
本稿では,実地臨床に則し,どのような病態もしくは症状があれば,どのような種類の酸塩基平衡異常が考えられるかについて解説していく.
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