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文献概要
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集 I.尿検査
10.尿ビリルビン
著者: 林康之1
所属機関: 1順大臨床病理
ページ範囲:P.1644 - P.1645
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尿中ビリルビン陽性をきたしうる疾患の主なものを表に示した.血中直接ビリルビンの増加する疾患がほとんどである.尿ビリルビン陽性を示す疾患は原因のいかんをとわず血中ビリルビン増加をきたすと考えてよく,肝・胆道に病変のない疾患ではみられない.尿定性検査のうちでは疾患群特異性の最も高い検査である.ただ,閉塞性肝・胆道疾患のみでなく,実質障害においても程度の差はあるが陽性となり,疾患特異性は低い.
尿中ビリルビン陽性をきたしうる疾患の主なものを表に示した.血中直接ビリルビンの増加する疾患がほとんどである.尿ビリルビン陽性を示す疾患は原因のいかんをとわず血中ビリルビン増加をきたすと考えてよく,肝・胆道に病変のない疾患ではみられない.尿定性検査のうちでは疾患群特異性の最も高い検査である.ただ,閉塞性肝・胆道疾患のみでなく,実質障害においても程度の差はあるが陽性となり,疾患特異性は低い.
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