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臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集 VII.血清検査
66.抗核抗体
著者: 大藤眞1
所属機関: 1岡山大第3内科
ページ範囲:P.1786 - P.1787
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一般にANFといわれるものは細胞核の種々の抗原に対する抗体の総称である.現在までに判明しているANFの種類は,nativeまたdenatured DNA,DNA-histone,saline extractable nuclear antigenおよび核小体成分などに対する抗体である.これら抗原さえあれば,ほぼあらゆる免疫学的抗体検出手技を用いて各々の核抗原に対するANFを検出しうるが,日常検査として広く使用されているのは螢光抗体法によるtotalでのANF(いわゆるANF)の検出法,LE細胞検出法,抗DNA抗体検出法である.本稿での要求は第一のいわゆるANFの検出法と解されるので,以下,本検出法についてのみ述べる.
一般にANFといわれるものは細胞核の種々の抗原に対する抗体の総称である.現在までに判明しているANFの種類は,nativeまたdenatured DNA,DNA-histone,saline extractable nuclear antigenおよび核小体成分などに対する抗体である.これら抗原さえあれば,ほぼあらゆる免疫学的抗体検出手技を用いて各々の核抗原に対するANFを検出しうるが,日常検査として広く使用されているのは螢光抗体法によるtotalでのANF(いわゆるANF)の検出法,LE細胞検出法,抗DNA抗体検出法である.本稿での要求は第一のいわゆるANFの検出法と解されるので,以下,本検出法についてのみ述べる.
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