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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻11号

1979年10月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集 VII.血清検査

66.抗核抗体

著者: 大藤眞1

所属機関: 1岡山大第3内科

ページ範囲:P.1786 - P.1787

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はじめに
 一般にANFといわれるものは細胞核の種々の抗原に対する抗体の総称である.現在までに判明しているANFの種類は,nativeまたdenatured DNA,DNA-histone,saline extractable nuclear antigenおよび核小体成分などに対する抗体である.これら抗原さえあれば,ほぼあらゆる免疫学的抗体検出手技を用いて各々の核抗原に対するANFを検出しうるが,日常検査として広く使用されているのは螢光抗体法によるtotalでのANF(いわゆるANF)の検出法,LE細胞検出法,抗DNA抗体検出法である.本稿での要求は第一のいわゆるANFの検出法と解されるので,以下,本検出法についてのみ述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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