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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻11号

1979年10月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集 VIII.血液化学検査

104.pH(動脈血pH)

著者: 塚本玲三1

所属機関: 1川崎市立井田病院内科

ページ範囲:P.1872 - P.1873

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はじめに
 pH=6.1+log〔HCO3-〕p/0.03PaCO2であり,動脈血pHは血漿HCO3-濃度〔HCO3-〕pとPaCO2との二つの値によって決定される.正常値は7.35〜7.45である.〔HCO3-pあるいはPaCO2が急激に変化すると,腎臓あるいは呼吸による代謝機能が十分に働かないために,〔HCO3-p/PaCO2比が正常に維持されなくてpHは異常値を示す.慢性化すると代償されるためにpHは正常化する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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