文献詳細
臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集
X.内分泌機能検査
文献概要
はじめに
下垂体-副腎皮質系機能の異常を正確に把握するためには血漿ACTH値の測定が必要である.現在,血漿ACTHはradioimmunoassayにより測定されており,ACTH測定用キット(RCC社-科研化学,CIS社-ミドリ十字)も市販されている.一方,市中の検査センターでも血漿ACTHの測定を行っているところも多く,血漿ACTH値の成績が下垂体-副腎皮質系疾患の診断,治療に利用されることも多くなった.
下垂体-副腎皮質系機能の異常を正確に把握するためには血漿ACTH値の測定が必要である.現在,血漿ACTHはradioimmunoassayにより測定されており,ACTH測定用キット(RCC社-科研化学,CIS社-ミドリ十字)も市販されている.一方,市中の検査センターでも血漿ACTHの測定を行っているところも多く,血漿ACTH値の成績が下垂体-副腎皮質系疾患の診断,治療に利用されることも多くなった.
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