icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina16巻11号

1979年10月発行

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集

X.内分泌機能検査

133.血中インスリン

著者: 羽倉稜子1 梶沼宏1

所属機関: 1朝日生命成人病研究所付属病院内分泌代謝科

ページ範囲:P.1946 - P.1947

文献概要

はじめに
 血中インスリン値は,空腹時と種々の物質を負荷した場合とでは異なる.また同じ物質でも負荷量や投与方法により,血中インスリンの値は異なる.現在,臨床的に最もひろく用いられているのは,グルコースを経口負荷して,その後のインスリンをラジオイムノアッセイで測定する方法である.
 C-ペプタイドは,インスリンの生合成の過程でプロインスリンが分解されるときにインスリンとともに生じるペプタイドであり,1モルのプロインスリンから,それぞれ1モルのインスリンとC-ペプタイドが生じることになるので,C-ペプタイドを測定することによって膵B細胞機能をうかがい知ることができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら