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臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集 X.内分泌機能検査
134.耐糖試験
著者: 石渡和男1
所属機関: 1朝日生命成人病研究所付属病院内分泌代謝科
ページ範囲:P.1948 - P.1949
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耐糖試験の異常の大部分は糖質負荷後の血糖曲線が高血糖曲線を示す場合である.これには大きく分けて負荷後急速に高血糖を起こすが,その後速やか(2時間以内)に正常の空腹時血糖値に戻るoxyhyperglycemia型と,高血糖が長く持続し,負荷後2時間以上たっても正常の空腹時血糖値に戻らない糖尿病型の2つの型がある.負荷後の血糖曲線が極端に平坦な場合も異常によることがある.負荷後,高血糖曲線や正常な血糖曲線を描いたあとで血糖が低下を続け低血糖に至るもの,空腹時に低血糖で,負荷後も低い平坦な血糖曲線を示す場合も異常である.これらの諸型の間には明確な境界はなく,互いに連続的に移行する.上記の異常を示す疾患および状態を表に示す.
耐糖試験の異常の大部分は糖質負荷後の血糖曲線が高血糖曲線を示す場合である.これには大きく分けて負荷後急速に高血糖を起こすが,その後速やか(2時間以内)に正常の空腹時血糖値に戻るoxyhyperglycemia型と,高血糖が長く持続し,負荷後2時間以上たっても正常の空腹時血糖値に戻らない糖尿病型の2つの型がある.負荷後の血糖曲線が極端に平坦な場合も異常によることがある.負荷後,高血糖曲線や正常な血糖曲線を描いたあとで血糖が低下を続け低血糖に至るもの,空腹時に低血糖で,負荷後も低い平坦な血糖曲線を示す場合も異常である.これらの諸型の間には明確な境界はなく,互いに連続的に移行する.上記の異常を示す疾患および状態を表に示す.
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