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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻11号

1979年10月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集 X.内分泌機能検査

139.カテコラミン

著者: 梶原長雄1 小林良子1

所属機関: 1日大第2内科

ページ範囲:P.1958 - P.1959

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はじめに
 Catecholamine(以下CA)とは,カテコール核とアミン側鎖を持った低分子化合物であって,普通はDopamine,Norepinephrine(以下NE),Epinephrine(E)に対する総称である.NEは主として交感神経末端において一連の酵素反応により,TyrosineからDOPA,Dopamineを経て生合成され,神経伝達物質として血管平滑筋,脂肪組織,肝,心,脳などの標的器官に作用を及ぼす.Eは重クロム酸カリと反応して褐色に染まる副腎髄質のクロ・ム親和性細胞において,同一過程で合成されたNEから生合成され,流血中に分泌されてホルモンとして遠隔臓器に作用する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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