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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻11号

1979年10月発行

文献概要

臨時増刊特集 これだけは知っておきたい検査のポイント 第2集 XII.細菌検査

149.喀痰の細菌検査

著者: 小酒井望1

所属機関: 1順大臨床病理

ページ範囲:P.1982 - P.1983

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はじめに
 呼吸器感染の原因菌検査には,ふつう喀痰を用いる.喀痰には口腔・咽頭の常在菌が多数混入し,どれが原因菌かわからない場合があるので,口腔・咽頭常在菌が混入しないように,気管支,気管分泌液を採取したほうが原因菌が検出しやすい.そこで喉頭下穿刺法,TTA(Transtracheal aspiration)法,あるいは気管支鏡による採痰法などが提唱されている.しかし,これらの方法は,いつでも,どこでもできるわけではないので,ふつうは喀痰を用いざるを得ない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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