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今月の主題 血管炎とその臨床 血管炎の成因
Immune complexと大動脈壁Fcレセプター
著者: 粕川禮司1 岡田満1
所属機関: 1福島県立医大第2内科
ページ範囲:P.2100 - P.2101
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血管炎の病変組織を螢光抗体法で染色すると,免疫グロブリンや補体成分の頼粒状沈着がよく認められる.これはimmune depositsと呼ばれ,多くの場合,抗原抗体複合物(immune complex)から成る.このような成績から,血管炎の成因を血中immune complexと血管壁のレセプターという観点から考えてみる.
血管炎の病変組織を螢光抗体法で染色すると,免疫グロブリンや補体成分の頼粒状沈着がよく認められる.これはimmune depositsと呼ばれ,多くの場合,抗原抗体複合物(immune complex)から成る.このような成績から,血管炎の成因を血中immune complexと血管壁のレセプターという観点から考えてみる.
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