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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻12号

1979年11月発行

職業病の知識

泌尿器科分野における職業性発癌(とくに膀胱腫瘍)—社会医学的考察をふまえて

著者: 三谷玄悟1 横川正之1 山田喬2

所属機関: 1東医歯大泌尿器科 2獨協医大第1病理

ページ範囲:P.2182 - P.2186

文献概要

はじめに
 泌尿器科分野における職業病として,まず注目されるのが職業性膀胱癌である.職業性発癌は他の非腫瘍性職業性疾患と事情が違って一度発症すれば生命をおびやかしかねないものであるだけに,医学的に,社会学的に従業員の健康管理は慎重に行われねばならない.
 本稿では泌尿器科の職業病の代表格ともいえる尿路発癌,なかんずく職業性膀胱癌に焦点をしぼって,その歴史的背景,社会医学的意義をもふまえて記すことにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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