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今月の主題 消化管ホルモンの基礎と臨床 エンサイクロペディア
Gastric Inhibitory Polypeptide
著者: 戸部隆吉1
所属機関: 1京大第1外科
ページ範囲:P.2220 - P.2220
文献購入ページに移動Brown, J. C. が明らかにしたGastric Inhibitory Polypeptide(GIP)の化学構造は,アミノ酸基を43個有し,分子量5,105で,そのアミノ酸配列は,図に示すようにセクレチン,グルカゴン,VIP(vasoactive intestinal peptide)と共通の部分がきわめて多い.Brownの構造式に従った合成GIPは,矢島らによって,初あて合成された.
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