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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻13号

1979年12月発行

文献概要

今月の主題 消化管ホルモンの基礎と臨床 エンサイクロペディア

エンテログルカゴン

著者: 島健二1

所属機関: 1阪大第4内科

ページ範囲:P.2224 - P.2224

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 消化管には膵グルカゴンと同一かあるいは酷似すると考えられる物質と,免疫学的に類似するが物理化学的に,また生物学的にも若干異なるグルカゴン様物質とがある,これらの物質はいずれもグルカゴン抗体との反応性より主として定義され,筆者らは前者をglucagonimmunoreactivity(GI),後者をglucagon-like immunoreactivity(GLI)と命名した1).エンテログカルゴンなる名称はいろいろに使われ,消化管に存在するグルカゴン抗体交叉反応物質の総称(GI+GLI)を意味する場合,またGIのみに,逆にGLIのみに限定して使用されることもある.ここではエンテログルカゴンを総称名としてとらえ,GI,GLI,について記述する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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