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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻13号

1979年12月発行

職業病の知識

精神障害

著者: 加藤伸勝1

所属機関: 1京府医大精神科

ページ範囲:P.2328 - P.2329

文献概要

はじめに
 職業病といわれるもののうち精神障害を伴うものは,大部分が毒物中毒によるものである.それらは一般に精神神経症状として出現し,単に精神症状のみで出現することはない.本シリーズですでに神経障害がとりあげられ,一部触れられているが,より顕著な精神障害を伴うものについてのみ記述する.なお,毒物中毒による精神障害は原則的には侵される脳の部位によって異なるとはいえ,急性中毒では意識障害を中心とする外因反応型が主で,慢性中毒に至ってそれぞれの特徴症状が出現する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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