文献詳細
文献概要
今月の主題 パーキンソン病とその周辺 パーキンソン病治療上の諸問題
L-dopaの副作用と対策
著者: 水野美邦1
所属機関: 1自治医大神経内科
ページ範囲:P.218 - P.219
文献購入ページに移動はじめに
L-dopaはパーキンソン病に対し最も効果のある薬剤であるが,問題は高頻度に生ずる副作用である.患者の約80%は,何らかの副作用に悩まされる.いかにこれにうまく対処するかが治療の成否を決める.副作用の種類や頻度に関しては既に多数の報告があるので1〜3),ここでは昭和50年に全国7施設で行った調査結果のまとめのみを図に示しておく.
L-dopaはパーキンソン病に対し最も効果のある薬剤であるが,問題は高頻度に生ずる副作用である.患者の約80%は,何らかの副作用に悩まされる.いかにこれにうまく対処するかが治療の成否を決める.副作用の種類や頻度に関しては既に多数の報告があるので1〜3),ここでは昭和50年に全国7施設で行った調査結果のまとめのみを図に示しておく.
掲載誌情報