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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻3号

1979年03月発行

文献概要

今月の主題 臨床家のための輸血学 血漿輸血

血漿輸血の適応

著者: 小野寺時夫1

所属機関: 1都立駒込病院外科

ページ範囲:P.344 - P.345

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はじめに
 血漿輸血の目的は,①急性の血漿喪失による末梢循環不全時の補給,または,高度低蛋白血症時の膠質浸透圧の一時的な是正,②赤血球輸血との併用,または,赤血球輸血までのつなぎ,③血液凝固因子の補給の3つに大別される.血漿輸血は,患者の病態と血漿輸注の生理をよく理解して施行し,濫用を慎まねばならない.他人の蛋白の移入による医原性副作用を惹起する危険を常に伴っているからである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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