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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻4号

1979年04月発行

文献概要

今月の主題 肺機能検査の実際 肺機能検査成績のよみ方

このデータから何を考えるか

著者: 長野準1 井上甝夫6 西本幸男2 西田修実2 佐竹辰夫3 高木健三3 滝島任4 菊地亮4 山林一5

所属機関: 1国療南福岡病院 2広島大第2内科 3名大第2内科 4東北大第1内科 5東海大第2内科 6医療南福岡病院内科

ページ範囲:P.548 - P.559

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症例1 25歳,男 溶接工
 現病歴 1年前に何ら誘因なく突然息苦しくなり,喘鳴を発するようになった.薬物ではほとんど改善しなかった.そのままで1年間就労したが,溶接の際のガス吸入で増悪はしていない.1年後に咳,少量の痰が加わってきた.呼吸困難は呼気で強く,抗生物質や気管支拡張剤を試みたが効果はなかった.
 入院時所見 強い肩呼吸あり.チアノーゼ(-).聴診で胸骨上部付近に鋭いラ音がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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