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文献詳細

雑誌文献

medicina16巻5号

1979年05月発行

文献概要

今月の主題 胃癌とその周辺 最近注目されている胃癌

残胃癌

著者: 梅田典嗣1

所属機関: 1国立病院医療センター消化器科

ページ範囲:P.678 - P.679

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はじめに
 良性疾患の治療の目的で胃手術を施行した後の残胃または胃腸吻合部に発生する癌は,1922年Balfourにより初めて記載されて以来いくつかの報告がある.初期には稀なものと考えられたが,近年に至りその報告数は著明に増加し,1972年までにMorgensternらの文献的な集計では1,100例以上,またわが国における山下らの集計では106例に達している.その後の報告も数多く,とくに残胃早期癌の報告例もいくつかみられるようになってきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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